セラミド
こんにちは。知夏ママです。
セラミドについて、見てみましたよ。
なんとお肌にはわかっているだけで、セラミドの種類が11種類もあるそうです。
一つ一つ見ていくと・・・いつもの様に・・・嫌になってきた~(^-^;
そして、化粧品に含まれるセラミドの種類ってのもあるらしく、抽出しやすかったりで化粧品の値段がかわってくるそうです。
ちゃんと、ドラッグストアで売っている商品もありましたよ!
さて、どこから説明していこうかな~(^-^;
ドラッグストアで販売されているセラミド配合化粧品は、
「アルージェ」と「キュレル」
「キュレル」
これは、私がここ数日見歩いたドラッグストアでも置いてありました。店頭コメントに、乾燥肌用や敏感肌用と書いてあったので、頬の赤みの改善につながるものだという認識がなかったですね(-_-;)
なんとドラッグストアでこんなにもシリーズがありました。
「アルージェ」
これは、見かけてないですね。見落としているのか。初めて聞く名前なので、見つけられなかったのかも。
この2つの商品の違いを知るためには、セラミドについてやっぱり知っておくべきことがあるんですね。結論から言うと、
「キュレル」に配合されているのは、セラミドではなくて疑似セラミド。
「アルージェ」に配合されているのは、天然セラミド。
この、疑似セラミドと天然セラミドが、化粧品に含まれるセレミドの違いというものです。
◆化粧品に含まれるセラミドの種類
天然セラミド
植物性セラミド
「天然セラミド」
成分表示は「ビオセラミド」「せれぶロシド」「ウマスフィンゴ脂質」で、馬など(今は馬が主流)の動物の脳や脊髄から抽出したセラミド。馬から抽出されたセラミド
「ウマスフィンゴ脂質」と表示されています。
動物由来のため、人の細胞間脂質と似ていて、保湿力が優れているのが特徴です。特に敏感肌やアトピー性皮膚炎の人の保湿に適していて、壊れたバリア機能を改善する働きや、肌荒れを改善する働きがあることがわかっています。
天然セラミド化粧品は、原料が高価なので、効果を得る量を得ようとすると高額になってしまいます。だから、天然セラミドを謳っているのに、安かったりした場合は、配合量がほんの少しということもあるので注意する必要があります。
セラミドは水性成分ではなくドロっとしているので、乳液やクリーム状のものが多いです。なので、化粧水のように、さらっとしていたら、配合量が微々たるものであったり、界面活性剤が使われている可能性があるのでこれも注意が必要です。
「ヒト型セラミド」
「バイオセラミド」ともいい、成分表示は「セラミド1」「セラミド2」「セラミド3」の様に、セラミドの後ろに数字がつきます。酵母を利用して生成され、人の皮膚に含まれるセラミドとほぼ同等の化学構造で作られているので、保湿力や浸透力に優れていて刺激が少なくお肌に優しいです。肌への親和性が最も高く、角質層にある細胞間脂質のラメラ構造形成に役立ちます。
※新しい言葉がでてきましたね。
ラメラ構造・・・最も簡単にいうと、セラミドのような油と水の両方の性質をもった脂質分子が規則正しく配列して作られているもの。
ヒト型セラミドは、お肌にぬると不足しているセラミドを補って、角質層の水分保持を高めます。なので、アトピー患者や敏感肌、超乾燥肌の改善に役立つとされています。また、年齢と共にセラミドが減少していてお肌が乾燥する場合も、改善につながります。
だけど、ヒト型セラミドは、水にまったく溶けなくて、油や多価アルコールなどのあらゆる成分に溶けにくく、化粧品に配合するのが困難だと言われてきました。2010年、富士フイルムが「ヒト型ナノセラミド」を開発しています。そして、2015年「ヒト型ナノアシルセラミド」が開発されています。化粧品に配合するのが困難だと言われていたヒト型セラミドを化粧品に配合できるレベルにしたそうです。
すごいですよね!技術って!富士フイルムも独自の化粧品を販売しています。なんだか興味がでてきました、とっても(^^)
「植物性セラミド」
成分表示は、「植物性セラミド」「コメヌカスフィンゴ糖物質」などで、米ぬか油、小麦胚芽油などから抽出した、植物由来のセラミドです。
あんまり商品化はされていないのかな?!
成分表示は、「セチルPGヒドロキシエチルパルミタミド」など、なんだかとっても化学的な名前のように、石油原料から化学合成されたものです。安価で大量生産できるため、多くの化粧品に使われていますが、セラミドとは全くの別物。効果も薄いです。
でも価格は安いです。
というわけで、「アジューレ」の方が天然セラミドなので、いいような気がしてしまいます。ドラッグストアで探して、また報告しますね!お肌に含まれるセラミドについては、別記事で紹介しますね。